高知県では、県内企業の業務効率化や生産性向上を目的に、RPAを活用したDX支援に取り組んでいます。 その一環として実施されたのが、無料で始められるRPAツール「マクロマン」を活用した人材育成セミナーです。 実際に手を動かしながら自動化を体験できるプログラムを通じて、RPAの理解を深め、業務改善への第一歩を後押ししました。本事例では、その取り組み内容と得られた効果をご紹介します。
なぜ無料RPA「マクロマン」の講座を開催されたのですか?
まずはRPAを身近に感じ、実際に試してもらいたかったからです。
四国銀行では、日頃から地域企業の皆さまから業務効率化やDXに関するご相談を受けています。
その中で、「RPAに興味はあるが、費用や難しさの面で導入に踏み切れない」という声が多くありました。
そこで、まずはRPAを身近に感じてもらい、実際に触ってもらうことが重要だと考え、無料で始められるRPAツール「マクロマン」を活用した講座を開催しました。
“やってみる”ことを通じて、業務改善の第一歩を後押ししたいという想いが背景にあります。
講座ではどのような内容を実践されたのですか?
マクロマンを使い、RPAを自分の手で動かす体験をしてもらいました。
RPAの概要を説明する座学に加え、実際にマクロマンを操作する体験型の内容を重視しました。
最終的には、参加者ご自身でRPAを動かすところまで体験していただきました。
受講企業の反応・変化として印象的だったことは?
RPAへの心理的ハードルが下がり、活用を前向きに捉える企業が増えました。
多くの企業様から、「RPAは難しいものだと思っていたが、実際に触ってみると意外と身近に感じられた」という声をいただきました。
実際に操作することで、RPAに対する心理的なハードルが大きく下がったと感じています。
また、「自社の業務にも活用できそう」「社内に持ち帰って試してみたい」といった前向きな反応が多かった点も印象的でした。

開催場所:株式会社四国銀行
今回の経験をもとに、他自治体・企業に共有したいポイントは何ですか?
無料ツールで小さく始め、体験を通じてDXを進めることが重要です。
RPAやDXは、最初から大きな成果を求める必要はありません。
無料ツールを活用し、小さな業務から試してみることが重要だと感じています。
また、説明を聞くだけでなく、実際に手を動かす体験の場を設けることで、理解度や納得感が大きく高まります。
地域金融機関として、今後もこうした「最初の一歩」を後押しする取り組みを続けていきたいと考えています。
RPA講座を成功させるうえで、重要だと感じたポイントは何ですか?
体験設計と教え方の質です。
開催前は、RPAで「何ができるのか」が十分に認知されていないと感じていましたが、1日完結型の体験講座により、RPAの基礎理解からスクリプト作成まで到達できたことは大きな成果でした。
特に、講師による可視化を重視した丁寧な説明と、参加者一人ひとりに合わせたサポートが、理解促進につながったと感じています。
研修概要
■ 主なカリキュラム
RPAとは
無料RPAツール「マクロマン」とは
Excel操作
Web操作
※ テキストは当社オリジナルを使用
※ 講座風景(画面を確認しながら説明しております)
受講者様の声
ExcelやWebブラウザの画面をいくつも開きながら、Excelを更新する業務が日常的に発生していました。
毎日同じ作業を繰り返す中で、入力ミスが起きたり、残業につながったりすることもあり、何とか効率化できないかと感じていました。
そのような課題を抱えていた時に、本セミナーの案内を受け、参加を決めました。RPAという言葉自体、初めて耳にする状態でしたが、講師の方の説明がとても分かりやすく、セミナーの最後には自分一人で操作できるようになりました。