デスクワークの仕事を効率化するツール14選!効率が悪くなる原因も

目次

    働き方改革の推進や限りある人材の有効活用のために、仕事の効率化を図る企業が増えています。その方法として特に注目されているのがデスクワークでのツールの活用です。ITツールを導入することで、仕事の効率化をぐっと高めることができます。

     

    この記事では、デスクワークでの仕事効率化を図るための手順やポイント、作業効率が悪くなる原因を解説します。

    併せて仕事効率を高めるために有効なツールとして、「RPAツール」「タスク管理ツール」「マニュアル管理ツール」「業務可視化ツール」をいくつかご紹介します。それぞれの特徴や費用をも紹介しているので、是非参考にしてみてください。

     

    🔴仕事の効率化なら「マクロマン」がおすすめ!🔴

    パソコン上の定型業務をマクロマンに覚えさせることで、代わりに処理します↓

    作業効率UPのツールならマクロマンがおすすめ!DL無料・ずっと無料で使える・利用人数の制限なし

    仕事効率の向上が必要な理由

    仕事効率向上が必要な理由は大きく2つです。

    仕事へのストレス負荷を軽減するため

    作業効率の悪い職場はストレスが高まる要因になります。厚生労働省によって、令和3年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況が発表されたので結果を見てみましょう。まず、「現在の仕事や職業生活で強い不安やストレスを感じる事柄がある」と回答した労働者の割合は53.3%にのぼり、その具体的な原因として「仕事の量」を挙げる正社員の方の割合は45.6%を占めているのです。

    このように、作業効率を向上させて、仕事の量を軽減させる取り組みが求められています。
    出典:令和3年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r03-46-50_gaikyo.pdf

    人材不足を補い、企業の競争力向上を目指すため

    少子高齢化の影響もあり、人材不足に悩んでいる企業が少なくありません。日本の総人口は令和3年で1億2,550万人となっており、65歳以上の人口は3,621万人と全体の28.9%を占めています。働き手の母数は減っており、今後も日本の人口はさらに減少していくと想定されているのです。

    出典:内閣府ホームページ「高齢化の状況」(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/html/zenbun/s1_1_1.html

     

    このように今後働き手不足が発生することで、各企業にも人手不足の影響を及ぼします。このような状況のなか、更に働き方改革の後押しもあり、より労働者や労働時間が少ない中で、企業や個々の成果を出さなければならない状況です。

    これまでよりも1人あたりの業務量が増えることや、それでも追い付かない場合には人手不足により事業の縮小など、様々なデメリットがあります。

    人材不足に対応するには、限られたリソースを有効に活用しなくてはなりません。少ない人材でも高いパフォーマンスを発揮するためには、作業効率を向上させる必要があるのです。

     

    併せて読みたい! 働き方改革について記事でまとめています。

    仕事の効率が悪くなる要因

    それでは、デスクワークによる仕事の効率が悪くなる3つの要因を説明します。

     

    仕事の効率が悪くなる要因3つ

    タスクの優先順位が可視化されてない、定まっていない

    タスクの優先順位が曖昧なまま仕事を進めていると、効率を高めることは困難です。多くの仕事は単一のタスクではなく、複数の工程で構成されています。たとえばメール送付や打ち合わせ資料作成など、異なるタスクを処理することで仕事全体を進めていきます。また同時に、交通費申請や伝票処理、日程調整、議事録作成などの雑務も抱えています。
    このような状況下で、何から手を付けるべきか決めていないと、タスク全体を効率的に処理できないのは明らかです。

     

    また、基本的にはどのタスクにも終わらせるべき期限があるので、優先順位が定まっていないと締切に遅れるリスクが高まります。これらを避けるには、業務を見える化して、タスクの重要度や納期を明確にしながら作業効率向上を目指す必要があります。

     

    ≫タスクの可視化をするツールはこちら≪

    完璧主義で仕事をしている

    完璧主義とは、すべてが整うように努めたり、過度な目標を設定したりする姿勢を指す言葉です。自分自身に厳しい評価を行って、他人からの評価を常に気にするといった特徴もあります。


    こうした完璧主義は、品質の高い仕事を行うために大切な要素ではありますが、完璧を求めすぎると、仕事の効率が下がってしまいます。特に初めて行う業務などでは、最初から完璧にはこなせません。完璧さよりもフィードバックへの対応力の方が求められる場面があることを念頭に置き、仕事を進めましょう。

    効率を効率化するツールを導入していない

    この記事で説明する「ツール」は、パソコンやスマートフォンなどで使用できるサービス全般を指しますが、これらをうまく活用すれば仕事をさまざまな形でサポートしてくれます。たとえば、業務そのものを人の代わりにロボットが処理をすることで業務量を減らす「RPAツール」や、スケジュールやタスクを可視化する「業務可視化ツール」およびタスクを管理できる「タスク管理ツール」、ペーパーレス化や電子決済に使えるツールの力が役立ちます。複数のツールを掛け合わせて活用するのも有用です。


    仕事を効率化するためのツールは日々進化を遂げております。パソコンやインターネットの登場で世の中の働き方が大きく変わったように、ITツールの活用次第で仕事の効率は大きく変わるのです。

     

    ≫作業効率を高めるITツールの紹介箇所はこちら≪

    作業効率の向上を実現させるためのステップとポイント

    実際に作業効率の向上を実現させようとする際、どういったステップで進めればいいでしょうか。チェック項目として全体の流れを以下にまとめました。

     

    作業効率を向上させるステップ ポイント
    1.現状の業務を把握する 業務の内容を把握して可視化しましょう。できるだけ詳しく図や表を用いて整理すると、全体像を把握できます。
    2.課題を洗い出す 効率的に業務を行えていない箇所を洗い出します。重複して作業していたり、時間がかかっている等のポイントを一覧にまとめてください。
    3.優先順位を決める 対処すべき課題の優先順位をつけましょう。仕事への影響や改善効果の大きさなどのポイントを重視して、対処すべき課題を決めてください。
    4.改善手法を決める 作業効率の向上を実現させるための改善手法を検討してください。たとえば、ITツールを導入する企業が目立ちます。ほかにも、不必要な業務の排除や、業務フローの見直しで改善できるかもしれません。

    デスクワークでの仕事効率化ツール14選

    前述のとおり、デスクワークでの仕事を効率化させるためには、ツールの活用がおすすめです。世の中にはさまざまなタイプのITツールがありますが、ここでは以下4つのカテゴリから代表的なサービスを紹介します。

    ※本記事は2023年1月頃の情報に基づいて作成されています。最新の情報は各社のホームページ等でご確認ください。

     


    RPAツール(業務の自動化)

    作業効率を上げるツールのなかでも、直接的に業務の効率が上がりやすいツールがRPAツールです。

    RPAは「Robotic Process Automation」の略で、パソコンで動くプログラムが、日常的に仕事で行うさまざまなパソコン上の定型業務を自動化してくれます。

     

    RPAとは?の説明図

     

    世の中には多くのRPAツールが登場していますが、代表的なサービスは以下のとおりです。

     

    ITツール名

    概要 料金(1人/月額) 公式Webサイト
    マクロマン ツール利用料が完全無料の国内産RPAツールです。無料でありながら利用期間や機能、人数などに制限はありません。作業効率のアップが実現するまで、思う存分マクロマンを利用できます。ダウンロード後はオフラインでも利用が可能。

    完全無料
    ※問い合わせ対応やサポートは有料

    https://www.macroman.jp/

     

    資料請求はこちら

     

    製品ダウンロードはこちら

    UiPath 世界的なRPAソフトウェアベンダーが開発したサービスです。ツールだけでなくリファレンスやEラーニングも日本語対応しているので、言葉で困る心配はいりません。無料版トライアルも充実しているので、しっかり試してから本格導入を行えます。 ・Pro:$420
    ・Enterprise:要お問い合わせ
    ※無料トライアルあり
    https://www.uipath.com/ja
    RoboTANGO 1つのライセンスを複数のパソコンで利用可能な国産RPAツールです。離れた拠点や部署間でも使えるため、コストを抑えて運用できます。操作性にも優れており、録画機能を使えば画面上の操作から簡単に開発を進められます。 ・基本プラン:50,000円
    ・リモレクライト:80,000円
    ・リモレクスタンダード:100,000円
    ・リモレクアドバンス:150,000円
    ※無料トライアルあり
    https://robotango.biz/

     

    併せて読みたい! そもそもRPAとは?は以下記事でご紹介しています。

    タスク管理ツール

    タスク管理ツールがあれば、個人のタスクや社内のプロジェクトの進捗をわかりやすく管理・可視化できます。代表的なタスク管理ツールは以下のとおりです。

     

    ITツール名 概要 料金(1人/月額) 公式Webサイト
    Asana 世界中で利用されているサービスで、リスト・ボード・カレンダー・ガントチャートといった豊富な機能が揃っています。200を超える多様なアプリとの連携にも優れているので、スムーズで効率的なタスク管理が可能です。

    ・Premium:1,200円
    ・Business:2,700円
    ※無料プランあり

    https://asana.com/ja
    jooto 親しみやすいシンプルなデザインが魅力のカンバン方式のタスク管理ツールです。基本操作はドラッグ&ドロップだけなので、誰でも直感的に操作できます。ダッシュボードによる複数プロジェクトの管理も容易なので、管理工数を削減可能です。 ・スタンダードプラン:417円
    ・エンタープライズプラン:980円
    ・コンサルティングプラン:要お問い合わせ
    ※年間契約した場合の料金です
    ※無料プランあり
    https://www.jooto.com/
    monday.com ワークフローを自由自在にカスタマイズできる、クラウド型のタスク管理ツールです。さまざまな作業・プロセス・ツール・ファイルを一元管理できるので、チームワークがスムーズになり異なる作業の連携が強化されます。 ・ベーシック:900円
    ・スタンダード:1,100円
    ・プロ:1,800円
    ・エンタープライズ:要お問い合わせ
    ※無料プランあり
    https://monday.com/lang/ja/

    マニュアル管理ツール

    マニュアル管理ツールがあれば、業務が可視化、品質の均一化が保たれ、社内の情報伝達がスムーズになります。代表的なマニュアル管理ツールは以下のとおりです。

    ITツール名

    概要 料金(1人/月額) 公式Webサイト
    toaster team 社員の「知らない・わからない・できない」を解決して、人と組織を育てるサービスです。文書マニュアル・動画マニュアル・用語集・社内Wikiなど、社内の情報の種類ごとに最適な機能が備わっています。自動翻訳やタスク管理といった拡張機能も充実しているので、使い勝手も抜群です。

    ・ライト:35,000円
    ・スタンダード:60,000円
    ・ビジネス:120,000円
    ※別途、初期費用が100,000円かかります。
    ※無料トライアルあり

    https://toaster.how/
    COCOMITE オンラインでわかりやすいマニュアル作成を行えて、管理運用も実施できるサービスです。フォルダごとに複数ユーザーのアクセス管理ができるので、マニュアルの運用をスムーズに行えます。フォルダやファイルの共有に便利なリンク機能も備わっているので、社内の連携も強化可能です。 ・エントリープラン:22,000円
    ・スタンダードプラン:60,000円
    ・エンタープライズプラン:220,000円
    ※無料トライアルあり
    https://cocomite.konicaminolta.jp/
    ManuaLive Webマニュアルを作成して管理を行えるサービスです。マニュアルは気軽に更新できるので、情報反映が遅れてしまう心配がありません。さらに、マニュアルのページごとのアクセス数やユーザーの評価といった情報も確認できるので、将来的な改善に役立てられます。 要お問い合わせ https://manualive.com/

     

    業務可視化ツール

    業務可視化ツールがあれば、社員の仕事の状況を見える化できるので、「どこの作業を効率化すべきか?」を見つけるために役立ちます。代表的なサービスは以下のとおりです。

     

    ITツール名

    概要 料金(1人/月額) 公式Webサイト
    業務改革クラウド 業務を可視化するだけでなく、現状を変えるアクションを導き出せるサービスです。仕事のログデータの活用によって、実行すべき改善施策のロードマップを明確化し、業務改革を推進します。たとえば、工数分析機能では社員の仕事量がリアルタイムで分析されるので、現状を的確に把握可能です。

    要お問い合わせ
    ※無料トライアルあり

    https://ark.play-company.jp/
    MITERAS仕事可視化 社員の勤務実態と作業内容を見える化可能です。「労働時間の乖離把握」と「仕事実態の可視化」という2つの柱となる機能で現状の企業の課題が見えてきます。クラウド型のサービスなので導入も簡単です。 要お問い合わせ
    ※無料トライアルあり
    https://www.persol-pt.co.jp/miteras/work-visible/
    Qasee 組織や業務の問題点・課題・ボトルネックといった要素を見える化可能です。現状を正しく把握することで、改善方法まで導き出せます。デバイスにアプリをインストールするだけで業務データを分析できてしまう手軽さが人気のサービスです。 要お問い合わせ
    ※無料トライアルあり
    https://qasee.jp/

    情報収集ツール

    日々の情報収集を効率的に行うツールです。 意外と時間を要する作業だけに、効率を高めたい作業のひとつです。

     

    ITツール名

    概要 料金(1人/月額) 公式Webサイト
    ChatGPT AIを活用したテキスト生成ツールです。テキストボックスに質問を入力して送信すると、AIが自動的に最適な情報を導き出し、自然な文章で回答します。 有料プラン文章だけでなく画像の生成も可能になりました。

    ・GPT3:無料

    ・GPT4:20$

    https://chat.openai.com/
    Googleアラート 情報収集したいキーワードを事前に登録しておくと、そのキーワードに似た情報がWeb上に公開されたときに、メールやプッシュ通知で自動的に通知します。
    自分で情報を検索しなくても、興味のあるキーワードをGoogleアラートに登録しておくだけで最新の情報を得られる点がメリットです。
    無料 https://www.google.co.jp/alerts

     そのほか、RPAツールでも、インターネット上やSNSの情報収集やエゴサーチ等を効率化できます。自動化できることのひとつの情報収集があります。以下と併せてご確認ください。

     

    併せて読みたい! 情報収集の効率を上げる方法などを以下記事で紹介しています。

    仕事の効率アップするならRPAツール「マクロマン」がおすすめ

    作業効率UPのツールならマクロマンがおすすめ!DL無料・ずっと無料で使える・利用人数の制限なし

     

    ツールを導入してデスクワークの仕事効率化をしたい場合は、ぜひRPAツール「マクロマン」をご利用ください。マクロマンは無料のRPAツールで、ダウンロードをしてすぐに利用開始できます。人に変わってパソコンで日々繰り返されるさまざまな作業を自動化します。たとえば、手間のかかるデータ入力や毎日のメール送付といった作業を自動化することで、効率化が可能です。心理的なストレスも大きい単純作業から人材の稼働を解放できるので、コア業務により集中できます。

    ※マクロマンは操作方法等に関するお問合せは有償となります。

     

    \マクロマンで何が自動化できるかを知る/

    資料ダウンロード

     

     

     

    RPA導入なら「マクロマン」と「RPA女子」の活用を!

     

    さらに、RPAツールの扱いや運用に不安を抱えている方も、マクロマンなら安心です。費用はツール利用が完全無料で、必要な時だけ有料のサポートをご利用いただけます。

    たとえば、操作方法や運用方法などで悩んだ場合は「マクロマン相談チケット」「マクロマン 導入支援パックで気軽にご相談ください。RPAツールを扱う人材に課題があるのであれば、RPA人材の派遣サービス「RPA女子をご利用いただけます。マクロマンの開発元である当社員が、開発・保守運用・研修・コンサルティングなどを担当します。

     

    「マクロマン 相談チケット」や「RPA女子」の詳しい資料は以下よりダウンロードいただけます。是非ご覧ください。

     

    資料ダウンロード

     

     

    ≫そのほか業務効率化やRPAに関する記事はこちら≪

    この記事の監修者

    RPA事業部 エバンジェリスト

    コクー株式会社

    RPA事業部 エバンジェリスト

    吉田 将太

    RPA事業部の立ち上げとして、営業・RPA開発・研修講師を経て、2023年1月にエバンジェリスト着任。
    RPAやRPA以外の技術を使って業務効率化を目的にした様々な開発に携わる。この経験から300名以上の研修講師を務める。