【2025年最新】RPA研修会社7選!必要性やメリットと併せて解説
目次
この記事ではRPAの有用性やRPA研修の重要性、研修を受けるメリットなどを解説します。おすすめのRPA研修会社も紹介するので、RPA研修を検討されている方はぜひ参考にしてください。
丁寧な研修が好評!RPAの研修は「RPA女子」
RPA研修とは何か
RPA研修は、主に自社業務にRPAを導入する際に行われ、RPA導入や取扱いに必要な要素を学ぶことを目的としたものです。
一般的なRPA研修の内容としては、「RPAとはなにか」「RPAを使ってどのようなことができるか」だけでなく、「RPAツールの種類」や「導入手順」、「開発のポイントや注意点」「導入後の運用方法」まで幅広く学べます。
基礎的なRPA研修の主な目的としては日々人の手で行っている業務を、RPAという技術を使って自動化するまでの過程を理解して、イメージできるようになることが狙いです。例えば、RPAの概要や利用シーンを解説する基礎的な内容から、実際にRPAを動かして自動化するまでをレクチャーする実践的なものまで、幅広い研修が行われています。
研修はRPAを初めて学ぶ方はもちろん、実践的な内容として、自社業務に合った業務自動化技術の習得、困ったときの解決策を学ぶ目的としても最適です。
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そもそもRPAとは
RPAとは「Robotic Process Automation」を略した言葉で、パソコンで行う定型業務を自動化できるITツールです。
たとえば、人間が行うと手間と時間のかかるデータ入力・分析・収集などといった作業を、RPAが人間の代わりに自動で行ってくれます。さまざまな企業や自治体などでRPAが実際に導入されており、業務効率化や生産性向上を実現しているのです。
RPAでは自動化を実行する「ロボット」と呼ばれる、パソコンで動くプログラムが作業を行います。プログラムに自動化を指示するためには、「開発」という工程が必要です。開発といってもほかのプログラミングよりも簡単で扱いやすいですが、一定のRPAの知識やスキルが求められます。
また、RPAの特徴を理解しておかなければ、自動化業務の選定をスムーズに行えない恐れもあるため、必ず習得しましょう。そうしたRPAに関連する幅広いノウハウを習得するために、さまざまな研修が実施されているのです。
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RPAの導入メリット
RPAを導入すると、次のような効果が期待できます。
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たとえば、決められた手順やルールに沿って行う単純作業や入力や書類発行作業など日々繰り返される作業などを自動化できます。その結果、これらの業務にかかる負担の大幅な軽減、業務全体の効率化が可能です。
効率化により人の手が空くため、単純作業にかかっていた時間を人の手でしか行えない有益な業務に時間を充てられます。ほかにも、効率的に仕事を進められるようになるので、RPAの導入前と比べて残業時間の短縮や働きやすさの改善、満足度の向上も実現するでしょう。
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なぜRPAの研修が重要なのか?
RPAを活用できるようになるには、RPAツールの使い方を理解するのはもちろん、RPAに関する知識として、自動化する業務の選定、RPA開発(シナリオ作成とも言います)、導入後のメンテナンス方法を身につける必要があります。
こうした知識やスキルの習得を独自に行うことは効率的ではないため、体系的にRPAについて学べる研修の受講が重要視されているのです。特に、企業や団体として、「DX推進の一環でRPAを導入」という方針になったものの、各事業部やチームでそれぞれRPAの基礎を学ぶには非効率的であるため、会社全体などのまとまった人数で研修を受けることが効率的です。
RPA研修の学習の流れ
そんなRPA研修ですが、研修で学ぶ内容をイメージしやすくするために、RPAの導入で業務自動化を行うまでのおおまかな流れを整理してみました。
1.RPAの基礎を学ぶ
まずは、RPAに対する基礎を学んでいきます。RPAに必要な考え方、どのようにRPAが動くのかといった仕組みや、RPAの向き不向きへの理解とそれを応用して、どのような業務をRPAで自動化するのが良いのか、といった座学になります。
2.RPA開発の方法を学ぶ
つぎに、RPA開発に関する内容です。RPAの導入で一番ハードルが高いのが、この「RPA開発」部分になります。
RPAによる開発(シナリオ作成)とは、プログラムであるロボットに対して作業手順を覚えさせるための工程です。RPAの開発はプログラミングといったスキルがあまりない方も扱いやすいサービスが主流ですが、実際のところ使いこなして自由に自動化を実現するためには初歩的なRPAの知識を習得しなくてはなりません。
RPAは他のツールやシステム、Webブラウザをまたいで自動化をする仕組み上、RPA単体だけでなくこれらの影響を受けて、思うように動作が安定しない事があります。その点を踏まえて開発ができるよう、対策ポイントを学習しておきましょう。
3.メンテナンス(運用保守)を学ぶ
RPAを本格導入したら、次に発生するのは定期的なメンテナンスです。(「運用保守」とも言います。)
RPAは、指示した通りに忠実に作動することから、逆にいえば1つでも仕様が変わると処理が停止します。手順が変わったらシナリオへ反映するのは勿論のこと、想定外に発生する、外的要因でのエラー時には、原因追及と、それを踏まえた対策方法を検討し、シナリオへの反映が必要になります。ここでも、RPAの特徴をいかに理解しているかによって安定したRPAの稼働ができるように工夫していけるかがポイントになってきます。
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RPA研修のメリット
RPA研修によって、主に4つのメリットが期待できます。
一度に大人数で同じ情報量を得ることができる
RPA研修を受けることで、一度に大人数で同じ情報を学ぶことが可能です。組織のなかで、各担当者が独学でRPAに関する教育を進めようとすると、学習の進捗や習熟度合いにばらつきが生じてしまいます。学習方法や使用する教材も統一しなければならないため、RPAの知識を持った人材の育成には手間がかかるのです。
そこで、RPA研修を活用すれば、必要な人数を同じ内容で同時に学習することができます。統一された質の高い教材でRPAについて学べるので、習得するスキルや知識に偏りが生まれてしまう心配もありません。また、RPA研修を受講した仲間同士でも経験を共有できるので、効率的に学習を進められます。
RPA人材の育成につながる
RPA人材の育成にも研修は有効です。
RPA人材とは業務の課題を的確に把握して、解決に向けてRPAを有効に活用できる方のことを指します。どのような業務を効率化できるかを考えるのは人であり、RPAツールのテクニカルなスキルだけでなく経験や知見が必要です。そうしたスキルはRPAだけでなく、さまざまな場面で応用できます。
業務効率化が重要視される現在の社会において、業務効率化の考え方や進め方に関するスキルは重宝されます。企業の競争力強化にはより有用な業務にリソースを配分したいためです。
そうした業務効率化に強みをもった人材を育成するためにも研修を活用できます。
RPA研修は受講者のレベルに応じてさまざまなカリキュラムが用意されているので、確実なスキルアップが可能です。独学ではなく講師の方のノウハウを体系的に学ぶことができ、効率的に学習を進められます。このように、RPA人材として成長させたい能力を研修で集中的に強化できるのです。
オンライン(在宅)でも受講しやすい
研修内容によっては対面のみで可能なものもありますが、働き方改革やコロナ禍を機に浸透した、オンライン(在宅)RPA研修を受けることも可能です。
多様な勤務形態や生活スタイルに対応するために、研修をオンライン形式で行っているところも少なくありません。オンライン形式であればインターネット環境さえ整えられれば受講場所を問わず、通常業務の合間でRPAスキルを身につける時間を確保しやすく、効率よく実践的に業務に活用できます。
その場で質問が自由にでき、疑問点をクリアにしやすい
RPA研修の内容は、講師からのレクチャーのほかに、実際にRPAツールを操作しながらの実践的な研修やロールプレイ、さらに質問の機会が設けられます。ピンポイントかつその場で疑問を解決できるため、受講生はRPAへの理解が深まりやすいでしょう。
どのような企業でも社員ごとにITスキルや業務内容も異なってくるため、疑問に思うところもばらばらです。研修では一方的なレクチャーに留まることなく、実践的でどのような受講生にも有益な研修となるような工夫がされている点も魅力です。
RPA研修で学べること
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一般手的にRPA研修は、RPAの概要を学べる基礎的な講習から開発(シナリオ作成)といった実践的な内容まで幅広く取り扱っています。研修を受講する対象者の習熟度に応じた研修コースを複数設けているほか、研修期間や研修目的も幅広いラインナップとなっています。
RPAツールを提供するコクー株式会社でも、RPA研修プランをご用意しています。
研修対象となる受講者の方のニーズと研修終了後の理想となるレベルをヒアリングすることによって、お客さまごとにカスタマイズされた研修を受けることが可能です。
RPA研修を担当する「RPA女子」は、もともとは未経験でパソコンを触ったことがない状態から、社内の研修を受けてRPAのプロまで育成された正社員です。もともと未経験だったからこそ、はじめてRPAに触れる方の立場に立った研修が強みです。
研修内容の例としては、RPAの基本的な概念や基本操作の解説、実践によるRPAのスクリプト作成工程の学習など、確実なレベルアップを実現できます。例えば、社内のRPAの内製化を進めたい方、RPAの社内教育を行いたい方、RPAツール(マクロマン)の基本操作を習得したい方など、企業ごとの悩みや課題を研修プランで解決してみてはいかがでしょうか。
コクーの詳しい研修内容はこちら
RPA研修を提供してる会社7選
RPA研修はRPAツールを提供する会社やソリューションカンパニーとよばれるコンサルティング会社が中心となって実施しています。ここでは、RPA研修を提供実施しているおすすめの会社7つをピックアップしました。
RPAスキル研修を機にDX人材の育成にも役立つ研修会社を厳選してご紹介します。
※本内容は執筆時の情報をもとにしています。サービス内容や費用が現在とは異なる場合がありますので、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。
コクー株式会社
先ほど研修内容を一部ご紹介しましたが、コクー株式会社ではツール利用料が無料のRPAツール「マクロマン」を提供しており、受講者の方のニーズにマッチする研修プランを提供しています。
コクー株式会社の最大の特徴としては、RPAツール「マクロマン」を研修中から研修後も継続して無料で使用することが可能な点です。一般的にはRPAツールの利用に一定のコストが発生しますが、その分の費用を研修に充当することでスキルを保有した人材を育成できます。
また、コクー株式会社はRPAツールの開発会社でもあるので、すぐに実務で活用できるノウハウを対面による質の高い研修で学べることもポイントです。お客さまの要望に応じた基礎から応用までのプランニングを得意としており、RPAの内製化・社内教育の強化・RPAの基本操作の習得などの課題を解決できます。加えて、RPA研修だけでなくDX研修も行っています。
コース名称 |
費用 |
研修対象となる受講者の方のニーズと研修終了後に目指したいレベルのヒアリングを実施して、お客さまごとにカスタマイズされた研修を提供している。RPAの基礎から応用までのプランニングを得意としているだけでなく、DX研修も実施できる。 |
こんな方におすすめ
- マクロマンの導入を検討している
- RPAツール提供会社による直接の研修を受講したい
- 予算を抑えて研修を受けたい
ヒューマンリソシア株式会社
ヒューマンリソシア株式会社は人材派遣などの人材サービス、業務代行やBPOサービスを中心に事業を展開する総合人材サービス企業です。
RPAツール「WinActor」に強みを持った各種研修を実施しています。習熟度別に初級から上級までコースが用意されているので、確実なレベルアップが可能です。
さらに、ヒューマンリソシアの実践トレーニングでは、受講者の業種やニーズに合わせて個別開催する方式を採用しているのが特徴です。セミナーはトレーニングセンターとオンライン研修の2パターンから選択可能で、受講者の希望に合わせて受講できます。
コース名称 |
費用 |
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WinActorシナリオ作成技術者養成研修(初級) | 33,000円(税込)/人 |
WinActorシナリオ作成技術者養成研修(中級) | 6時間×2日 55,000円(税込)/人 6時間×1日 38,500円(税込)/人 |
WinActorシナリオ作成技術者養成研修(上級) | 6時間×1日 55,000円(税込)/人 |
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RPA化の対象業務の選び方研修 | 4時間×1日 22,000円(税込)/人 |
業務可視化とフローチャート作成研修 | |
RPA技術者検定エキスパート過去問挑戦!講座 | 6時間×1日 44,000円(税込)/人 |
こんな方におすすめ
- WinActorの導入を検討していて、開発元であるNTTデータのRPAパートナーによる研修を受講したい方
- 実績が豊富なRPA研修を受けたい方
- RPA技術者検定を取得したい方
株式会社インソース
株式会社インソースはRPAツール「WinActor」のライセンス販売も行うITサービス提供会社で、600以上もの多岐にわたるコースを提供する社員研修会社です。
RPA関連の研修では「ビジネス活用のためのRPA/WinActor研修」をはじめ「業務削減研修」などのプランも実施しています。RPAツール自体のスキル習得にとどまらず、最新のテクノロジーを活用したIT人材の育成にも向いています。幅広い内容の研修が用意されているので、目的や受講者のレベルに合わせた活用が可能です。
講座形態にはeラーニングや全国8拠点41会場のセミナールームでの開催、講師派遣型講座、公開講座まで複数形式を採用しています。
コース名称 |
費用 |
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要問合せ |
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こんな方におすすめ
- WinActor・UiPath・Power Automate Desktopの導入を検討中の方
- メンタルヘルスやプレゼンテーションスキル研修も希望する方
株式会社アイ・ラーニング
株式会社アイ・ラーニングは、RPA研修はもちろんAIや機械学習などITスキル、DX推進に必要な価値創造力や変革推進力、ビジネススキル、新入社員から管理職研修まで階級別の研修が充実しています。個人スキルのみならず組織力向上の実現に向け、能動的に学ぶ姿勢をもった「人財」の育成を目指しています。
RPA研修には「RPAの基礎からリスク管理」「RPA導入プロジェクトの進め方」に加え、実習がついた「UiPathのロボット開発ハンズオン・ワークフロー開発トレーニング」なども展開しています。
講座の形式は「講師派遣研修」「公開講座」のほか、研修からeラーニングと人事評価まで一括して行えるプラットフォームも提供しており、RPAツール自体の仕様に沿ったスキル研修ではなく、業務改革の実現といった広い視野に基づく研修内容となっているのが特徴です。
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費用 |
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66,000円(税抜) |
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75,000円(税抜) |
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30,000円(税抜) |
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41,000円(税抜) |
こんな方におすすめ
- UiPathやPower Automate Desktopの導入を検討中の方
- レベル別のUiPathの研修を受講したい
- 業務の可視化や課題の共通認識から学びたい方
エディフィストラーニング株式会社
エディフィストラーニング株式会社は、IT人材育成のほか、ビジネスに求められるマネジメントスキル、ビジネスアナリシスなどの上流・超上流トレーニング、新人社員研修といったさまざまな階層向けの研修サービスを提供する企業です。
特にIT研修事業に力を入れており、時期によってはRPAに関する研修も実施しており、RPAツール「Power Automate Desktop」の初学者向けの研修を行っています。
時期によって開催していないことや、他のRPAツールの研修を実施していることもあるため、随時公式サイトでチェックしてみましょう。使用するテキストはUiPath社のエンジニアチェック済みで、豊富な画像や充実した解説が多数掲載されているのも特徴です。プロ講師による質の高い研修は人気があります。
東京駅から徒歩圏内に「八重洲ラーニングセンター」を構えるほか、一企業向けのプライベート研修は研修期間や内容も柔軟にカスタマイズ可能です。受講する企業側の指定会場での研修も可能なうえ、講師や機材の手配、会場設備も全て任せられます。
コース名称 |
費用 |
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こんな方におすすめ
- Microsoft Power Automateの導入を検討中の方
- RPA研修で長年の実績がある研修会社を利用したい方
- 自社課題に合わせて専任教育コンサルタントによる研修体系を提案してほしい場合
NECビジネスインテリジェンス株式会社
NECビジネスインテリジェンス株式会社は、受講生の能動的な学びを支援する企業研修サービスを実施しており、NECグループの業務を支援する企業の1つです。RPA導入から全社展開にいたるまで、企業が継続して成長するまでの運用全般を基礎からサポートするサービスを提供しています。
講師には人事や技術、事業部長経験者まで経験豊富なさまざまな人材を抱えているのが特徴です。また、多面的で視野の広い研修の提供に向け、NECグループが得意とするAIやIoT、データ分析などDX関連の人材育成にも対応します。
RPA研修関連ではUiPath・Power Automate Desktop・NEC Software Robot Solutionの導入や実践などのステップに最適な研修があり、RPAの基本的な知識を身につける「業務プロセス見える化基礎」という公開講座も実施中です。
学習スタイルも多様なニーズに応えられるよう「遠隔ライブ」「eラーニング」「クラスルーム」形式のほか、複数スタイルを組み合わせたハイブリッド形式でも研修を受けられます。
コース名称 |
費用 |
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RPAのための業務プロセス見える化(eトレーニング) |
10,000円(税抜) |
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UiPathハンズオン 基礎 ~UiPath 公式 速習プログラム 入門~ | 45,000円(税抜) |
UiPathハンズオン 応用 ~UiPath 公式 速習プログラム 実践~ | 90,000円(税抜) |
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ユーザーの PC 操作を再現!Power Automate Desktopによる自動化 | 42,000円(税抜) |
RPA/PowerAutomateDesktop研修~繰り返し作業を自動化する | 66,550円(税抜) |
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NEC Software Robot Solution 基礎研修(eトレーニング) | 26,000円(税抜) |
こんな方におすすめ
- RPAツール「UiPath」「Power Automate Desktop」「NEC Software Robot Solution」の導入を検討している方
- UiPathの導入前の現状分析から導入後の管理まで、各フェーズごとのトレーニングを行いたい方
- NECグループが得意とするAIやIoT、VRやデータ分析などのDX関連研修も検討中の場合
ピーシーアシスト株式会社
ピーシーアシスト株式会社は、最新のIT技術やテクノロジーを学べる「Winスクール」を展開する企業で、業界での実績は20年以上にもなります。法人向け研修サービスでは、従業員のリスキリングをバックアップできる研修環境を提供しており、年間1,500社・10,000人以上の研修実績があります。
RPAツール「Power Automate Desktop」の研修を提供しています。「Power Automate Desktop」の研修では、Power Automate DesktopとPower Automateの違いや、Power Automate Desktopでできることや基本操作を90分×8回に分けて実施します。「Power Automate Desktop実務演習プラン」は、3日間で実務を想定した演習となっており、基礎だけでなく、自由課題を3つ定めて、実際に自分でシナリオを作って動かすといった内容になっています。
研修は講師派遣型とチケット制のマンツーマンレッスンがあり、社内に研修会場を確保できない場合は全国にあるスクール教室の貸し出しにも対応します。
コース名称 |
費用 |
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受講料:59,000円(税抜) 入学金:9,000円(税抜) 教材費:2,000円(税抜) |
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総額:530,000円(税抜) |
こんな方におすすめ
- Power Automate Desktopの導入を検討中の方
- 最短3日間で実務に使えるスキルを身に着けたい方
- 自走式の研修で学びたい方
RPA研修の種類と詳細
RPA研修は大きく、RPAの意味や必要性など基礎的内容を学ぶ座学と、RPAツールの実践的な操作方法を身につける研修の2種類に分類できます。2つの研修の主な目的、狙いは以下の通りです。
基礎的な研修
- RPAの原理や機能
- 自社業務におけるRPAの活用方法
- 自動化する業務の選び方
- RPAの導入までに必要なこと
実践的な研修
- 課題の抽出から自動化する業務の選定、導入フローの作成
- 実際のRPAツールを使用した実習形式で実践的な操作方法
RPA・DX研修の事例
業務効率化をはじめさまざまなメリットがあるRPAは、経済産業省が推し進めるDX推進にも寄与します。RPAの導入でどのような効果が期待できるのか、実際の事例を2社紹介します。
中国銀行様
岡山県に本店を置く地方銀行の株式会社中国銀行では、DX人材の育成に必要性を感じ、研修運営パートナーを検討している状況にありました。地域のお客様に対してDXの初期提案ができるような行員育成を目的に「デジタルマーケティング」「業務効率化」「インフラ整備」と網羅的なサービス提供を行う点から、DX推進に必要な総合力を有するコクー株式会社をパートナーとして選ぶに至ります。
当時、行内ではDX研修に関するノウハウはまだ不足しており、DXの考え方や必要なスキル習得に課題があり、研修を受けることとなりました。
研修の結果、課題の発見力や仮説の立証力が身につき、さまざまな課題から「考える力」を養うこと、そしてDX推進に必要な知識も養うことができました。研修を受けた行員からはDXという大きな枠組みの中でも理解しなければいけない要素が明確に分けられており、初学者でも理解しやすい研修であったとのコメントが寄せられました。
併せて読みたい! 中国銀行 様のマクロマン導入事例はこちら
山形県ICT実践人材育成協議会様
山形県内の企業へのRPA導入促進に取り組む山形県ICT実践人材育成協議会(みらい企画創造部)では、ICT人材の育成を目的にICT実践人材育成専門講座にコクー株式会社を選びました。
山形県では当時、各産業分野で新たな需要開拓や人手不足を課題としていたため、「RPA実践活用」を地元企業向けに開催した経緯があります。しかし、この時、一般的なRPA製品のライセンス価格や適用にハードルがあり、実際には研修のようなRPAの運用が再現できないのではないかという懸念が残った状況でした。
このような状況でツール代が無料のRPAツール「マクロマン」を見つけ、マクロマンの実践的な利用やRPAツール導入を目的にRPA女子による講座の受講に至ります。テキストによる座学研修と実際にマクロマンを使用しながらのハンズオン形式による研修の結果、実際に業務を自動化するイメージが得られ、開発に必要なノウハウを身につけるのにも成功しました。
併せて読みたい! 山形県ICT実践人材育成協議会 様のマクロマン導入事例はこちら
RPA研修やDX研修はコクー株式会社にお任せください
コクー株式会社では、DX研修も兼ねたRPA研修のサービスページを公開しています。研修の概要は次の通りです。
RPA研修コンテンツ
コクー株式会社はRPAツール「マクロマン」を提供するツールベンダーである強みを生かし、初心者にも理解できる内容の研修を実施しています。提供しているマクロマンのツール利用は無料であるため、そのままRPAのハンズオン研修をして学習していくことも可能です。
まとめ
RPAは業務の自動化によって生産性向上に加え、社員の労働環境改善にも役立つツールです。ツールの機能面や費用は気になりますが、RPAを正しく運用するには扱う人材に向けた研修も欠かせません。
RPAを操作する方がうまく扱えない場合、RPAを一部分しか活用できなかったり、トラブル時の対処ができないケースも起こりえます。自社でRPAによる業務の自動化を進め、DX推進に役立てるには自社に合ったRPAツールの導入だけでなく手厚い研修やサポート体制を備えた会社を選ぶのがおすすめです。
ご紹介したRPA研修を行う会社をはじめ、コクー株式会社の研修プランではRPAツール「マクロマン」の操作に関する研修をはじめ、RPA全般に関する研修を、オンラインや対面形式で実施しています。
RPAの導入サポートを希望する方向けのマクロマン導入支援パックも用意しているので、こちらも併せてご検討ください。
この記事の監修者

コクー株式会社
MACROMANノート編集部
MACROMANノートは、RPAをはじめ業務効率化に関する情報サイトです。RPAで毎日の業務効率化を後押しするメディアを目指しています。