このページで習得できること
このページではWebブラウザの操作を学びます。
- Webブラウザ(GoogleChrome)を起動する
- GoogleChromeで指定のページ(URL)を開く
- 指定のボタン(URL)をクリックする
- オブジェクト認識(XPathの指定)を利用する
今回はマクロマンのサイトでダウンロードボタンをクリックする操作を行ってみましょう。
学習時間 約10~15分
スクリプト作成する前に知っておきたいこと
ここではGoogleChrome内でXPathを使用する方法を例に説明します。
1.Web操作の方法は3つ!
画像認識 | クリック対象の画像が見つかったときに操作する |
座標指定 | 事前に指定した座標を操作する |
オブジェクト認識 | HTMLコード(開発者ツール)を読み込んで操作対象を探し、見つかったときに操作する |
この中であれば、HTMLコードを読む「オブジェクト認識」がもっとも正確な処理が可能です。
オブジェクト認識を利用することが、安定性のあるツールをつくるポイントです。
2.HTMLとは?
HTMLはWebページを作成するためのプログラミング言語です。
ほぼ必ずと言っていいほど、Web上のページはHTMLで出来ています。
HTMLを完全に理解しなくてもマクロマンの操作は可能です。
Webページは、HTMLコードで出来ているというイメージだけ掴んでください。
3.どうやったら見ることができるの?
HTMLコード(開発者ツール)は、Webページで以下のいずれかのキーボード操作を行えば見ることができます。
- F12キー/fn+F12キー
- 右クリック>ソースの表示(V)をクリック
※お使いのPCの仕様によってはF12キーを押すとPCがスリープモードになる場合があります。
その場合は右クリック>ソースの表示(V)をクリックをお試しください。
HTMLコード(開発者ツール)を開いてみましょう!

4.マクロマンが処理をする流れ
クリック操作を例に挙げて説明します。
クリックが実行されると、マクロマンはこの膨大なHTMLコードの中からXPathなどを使用して、
クリック対象(要素)を検索しに行きます。
そして、クリック対象(要素)が見つかった時にクリックします。
※XPathとはざっくりいうと、クリック対象(要素)を検索するための「住所」のことです。
5.要素の検索方法
HTMLコード画面上で[Ctrl+Shift+C]を使って、サイト上でマウスポインタを合わせると、
その要素の箇所を教えてくれます!

操作手順
1.ブラウザを起動する
Webブラウザコマンド>ブラウザの起動を追加します。
マクロマンでWebを使用する際は必ず必要なので忘れないようにしましょう。
※ GoogleChromeをお使いで、万が一Chromeが立ち上がらない場合はよくある質問をご覧ください。
よくある質問 WEBのQ2を参照のうえ、お試しください。
2.URLにアクセスする
Webブラウザ>URLにアクセスを追加します。
今回はマクロマンのWEBサイトのURL(https://www.macroman.jp/)を入力しましょう。
3.ダウンロードをクリックする
- XPathを取得する。
<Webページ上での操作>
前述3.にてご説明した方法でHTMLコード(開発者ツール)を開きます。
[Ctrl+Shift+C]を使って、 サイト上で必要な要素にマウスポインタを合わせましょう。
「…」をクリックして、Copy>Copy XPath でその要素のコードを取得(コピー)することができます。
<マクロマン上での操作>
Webブラウザコマンド>各種機能コマンドを追加します。
要素の検索方法【XPathで検索】
要素の検索パラメータ【WebからコピーしたXPath】
- 要素のアクション
指定したXPathをどう操作したいのか、選ぶことができます。
4.スクリプトを実行する
実際に入力したスクリプトを確認してみましょう
下記画像のように3つ入力したコマンドが設定されているかと思います。
問題がなければスクリプトを実行してみましょう。
GoogleChromeが立ち上がり、マクロマンのサイトが開いた後に、下記のダウンロードページに遷移したら成功です。