Q1.ブラウザ上で縦スクロールをしたいです
入力コマンドのキー入力で{PGDN}(PageDown)を送信してみてください。
Q2.「ブラウザを起動」コマンド使用時にGoogle Chromeが起動しない
Google Chrome が起動しない場合の確認ポイントは、次の3つです。確認ポイント1:ChromeDriver のバージョンが合っているか
確認ポイント2:インターネットオプションの設定が正しく設定されているか
確認ポイント3:インストールしたGoogle Chromeが最新版かどうか
まずは確認ポイント1からお試しのうえ、解決しない場合のみ確認ポイント2、3とお進みください。
確認ポイント1:ChromeDriver のバージョンが合っているか
まず、マクロマンでGoogle Chromeを操作するためには、Google Chromeを操作するために必要なソフトである「ChromeDriver」が必要ですが、
Google ChromeとChromeDriverとが同じバージョンでないと、マクロマンが動作しません。
Google Chromeがバージョンアップされた場合は、ChromeDriverが同じバージョンであるか確認しましょう。
※4.3.0.0以降のバージョンではChromeDriverの自動更新機能が備わっております。
1.Google Chromeのバージョンを調べる
まず、Google Chromeのバージョンを調べましょう。
Google Chromeの画面右上から「ヘルプ」→「Google Chromeについて」へ移動します。
「Google Chromeについて」内の赤枠の箇所に、現在のお使いのGoogle Chromeのバージョンが表示されます。
2.Google Chromeのバージョンに合ったChromeDriverをダウンロードする
https://chromedriver.chromium.org/downloads
次に、上記ChromeDriverのダウンロードサイトへアクセスします。
(外部のサイトです。英表記の為、右クリックで日本語に翻訳のうえ閲覧ください。)
次に手順1.で確認したGoogle Chromeと同じバージョンをクリックします。
※今回は赤枠が対象。
遷移先の画面にて、「chromedriver_win32.zip」をダウンロードします。
※マクロマンの対応OSはWindows10Proのみのため
3.ダウンロードしたChromeDriverをResourcesフォルダに上書きする
最後に、ダウンロードしたzipファイルを解凍し、表示されたフォルダ内にある、
chromedriver.exeを次のフォルダに上書きコピーします。
▼対象フォルダ
ver4.2.3.8以前
C:\Program Files (x86)\MACROMAN_verN.N.N.N\Resources\
ver4.3.0.0以降
C:\MACROMAN_verN.N.N.N\Resources\
※N.N.N.Nの部分については、インストールされているマクロマンのバージョンによって変更されます。
※上記フォルダは、インストール時にインストールフォルダを変更していない場合です。
変更した場合は、変更先のResourcesフォルダに上書きコピーをお願いします。
上書きコピーをする際に「この操作を実行するアクセス許可が必要です」と表示される場合があります。
この画面が出たときは以下の操作を行ってください。
▼chromedriver(32ビット)のタスクを終了する
Windowsボタンを押して「タスク マネージャー」と検索します。
タスクマネージャーを開いたら、「chromedriver(32ビット)」を選択して右下のタスクの終了を押下します。
確認ポイント2:インターネットオプションの設定にチェックがはいっているか
インターネットオプションの設定によっても、「ブラウザを起動」コマンド時にGoogle Chromeが起動しない場合があります。
お使いのPCのWindows検索バーで「インターネットオプション」と検索し、
「インターネットオプション」を開きます。
「インターネットプロパティ」が開くので、「セキュリティ」タブに移動します。
そこで、以下4つのゾーンの「保護モードを有効にする」に、それぞれチェックをつけて下さい。
- インターネット
- ローカル イントラネット
- 信頼済みサイト
- 制限付きサイト
確認ポイント3:インストールしたGoogle Chromeが最新版かどうか
最新のGoogle ChromeをインストールしたPCだと「ブラウザの起動」コマンドが動かない場合があります。
暫定的な対応方法が以下のリンクに記載されていますので、こちらを試してみてください。
※なお、上記に記載の設定変更を制限している企業・団体もありますので、設定変更を行う場合は、変更して問題ないかをご利用のPCのシステム管理者に確認をお願いします。
Q3. マクロマンの動きと画面の動きがズレてしまう
コマンドとコマンドの間に一時停止を入れてみましょう。
または、各種機能コマンドのアクションで要素の存在確認を使用してみましょう。
Webページ上で、検索方法とパラメータで指定した要素が見つかるまで、指定した秒数間停止するコマンドです。
見つかった瞬間次のコマンドへ移行し、見つからなかった場合エラーを返します。